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フリーランスのシステムエンジニアがエージェントを変えたい時とは
エージェントを利用しているけど、なかなか相性が合わない。いろいろとやり取りしているけどなんか苦手な感じで…エージェントの担当者って変えてもらうことはできるんですかね?
仕事選びは人生においても大切な行事なので、不満を抱えながら付き合っていくのは嫌ですよね。
結論からいうと、エージェントの変更は可能です。ですが、いくつか注意点もあるので、変更の方法と合わせてご紹介していきますね。
本記事を最後まで読めば、トラブルなくエージェントの変更ができて、スッキリした気持ちで新しい担当者と仕事を探していけますよ。
エージェントの担当変更は可能なのか?
結論は、エージェントの変更は可能です。人と人なので合う、合わないは当然あるので、どうしても変更したい場合は、エージェントに相談してみましょう。
ただし注意点もあるので、以下を読み進めてください。
エージェントの担当者を変更するには、きちんとした理由が必要です
エージェント担当者との関係性が良好でない場合は、理由を添えて変更してもらえるように頼みましょう。
エージェント側も人員が限られているために、理由もなく変更を承諾できません。
また、すぐに担当者を変えようとしてくる人は、紹介した仕事もすぐに変えるのでは?と疑いの心を持たれる可能性もあります。
真剣さを伝え、悪い印象を持たれないためにも理由を伝えましょう。
理由を伝えることで、精度が上がる
担当者の変更をするときに理由を伝えると、あなたの希望に沿った仕事が見つかりやすくなることもあります。
エージェントは、あなたが伝えた理由を、新しい担当者に伝えることがあるので、同じミスを防ぐために意図を汲み取ってくれる可能性が高くなります。
それにより、あなたの希望にあった仕事が見つかりやすくなるでしょう。
また、お客様からの不満ということで、担当者の教育にも役立つので喜ばれるケースもあります。
変更すべきエージェント担当者の特徴6つ
エージェントに遠慮していたのでは、働き出すのが遅れてしまいます。
では、どんな担当者だと変更した方がいいのか?特徴を6つお伝えします。
- ビジネスマナーの不足
- 対応の遅さ
- ヒアリングをしない
- 業界への知識が少ない
- 求人内容が希望とマッチしていない
- 相性が合わない
1:ビジネスマナーの不足
社会人として一般的なビジネスマナーが欠けているなら変更を視野に入れましょう。
礼儀や言葉遣いがきちんとしていなければ、良い関係性を築くのが難しくなります。
関係性が悪く、信用していない状況で求人情報を紹介されても、それが本当に良いものか信じられなくもなるでしょう。
信頼関係を構築できないほどの不安材料がある場合は、変更を検討しましょう。
2:対応の遅さ
毎回のように対応が遅れているようなら、担当の変更も考えておきましょう
担当者の中ではそれが普通なのかも知れませんし、連絡にルーズなのかもしれません。
いずれにしても、時間がかかるほどに良い求人情報は埋まっていくので、一生懸命さを感じられないときは、担当の変更を検討しましょう。
3:ヒアリングをしない
担当者がヒアリングをしてこない場合は、希望の仕事に就ける可能性が低いので、担当者の変更を考えましょう。
ヒアリングをしてこないのは、お客様の希望に沿う仕事を探す気がないというように捉えられます。
仕事がいい加減だと感じたら、担当者の変更を検討しましょう。
4:業界への知識が少ない
あなたが希望する業界への知識が不足している場合も、担当者の変更を考えましょう。
希望する業界に詳しい人ほど適切なマッチングをさせてくれるはずです。
エージェントに勤めている人の中にも、得意な分野と不得意な分野はあると思うので、転職を早めに成功させるためにも、あなたの希望する領域を得意とする担当者に変更してもらいましょう。
5:求人内容が希望とマッチしていない
提示してくる求人内容が毎回希望とマッチしていないようなら、担当者の変更を考えましょう。
完全に希望どおりの求人を見つけるのは難しいことですが、厳しい条件を提示していない限りは、希望条件に近い求人はあるはずです。
エージェントは成功報酬型で働いているために、決まればいいと思っている可能性もあります。
再度、担当者に希望条件を伝え、それでも改善しないようなら担当者を変更してもらいましょう。
6:相性が合わない
担当者と合わない場合は担当者の変更を考えましょう。
人と人なので心理的に合わないこともあります。エージェントはパートナーなので、良い仕事に巡り合うためには、担当者との関係性も大切です。
相性が悪いと感じたら、無理せずに担当者の変更を考えましょう。
もし、エージェントに不信感を抱いたら
転職が上手くいかない場合、問題は担当者ではなくエージェント自体の方向性にある場合もあります。
転職が難航するようなら、最終的にはエージェントを変えることも視野に入れた方がいいかもしれません。
手順は、担当者の変更をする、そして、エージェントの対応をみてから、エージェント自体を変更するといった順番になります。
担当者の変更を申し出る
まずは、担当者の変更を理由も添えて申し出ます。
このときのエージェントの対応などにも目を向けましょう。
エージェント側がどのような対応を取るかで、方針についても見えてくることがあります。
エージェント自体を変更する
担当者を変えてもらっても、変更前と変わらず話が進みづらく不満が残る場合は、そもそもエージェントとマッチしていない可能性があります。
思い切ってエージェントごと乗り換えてみましょう。
エージェントや担当者の変更する前に
エージェントや担当者の変更する前に確認しておきたいポイントがあります。
ポイントを再確認することで、本当に変更するべきかどうかを見分けられます。
担当者について
担当者を見極めるポイントは、3つあります。
- アドバイスが的確か
- コミュニケーション力が高いか
- 一生懸命さが伝わるか
アドバイスが的確か
担当者と反りが合わなくても、アドバイスが的確であれば、変更は待ったほうがいいかもしれません。
アドバイスが的確ということは、業界を熟知していて、経験も豊富だと考えられます。
人として合わなかったとしても、あなたの希望に合うように真剣に取り組んでくれている可能性があります。
コミュニケーション力が高いか
なかなか希望条件が見つからなくても、コミュニケーションが取れている場合は、変更は待ったほうがいいかもしれません。
あなたの希望をしっかり伝えられていて、コミュニケーションが取れているなら、条件にガッチリと合う求人がない可能性もあります。
もう少し時間をかけることで理想の求人を見つけられるかもしれません。
一生懸命さが伝わるか
希望の求人が見つからなくても、担当者の一生懸命さが伝わってくるようなら、変更は待ったほうがいいかもしれません。
変更後の担当者が今より優れているという保証はないですし、次は上手くいくというわけでもありません。
担当者が一生懸命動いてくれているなら、自分の希望も再度伝えましょう。
折れてもいい部分を伝えると、より早く希望に沿った求人が見つかる可能性があります。
エージェントについて
エージェントは、それぞれ特徴や方針が異なります。
方針はそのまま担当者の働き方に反映されていることもあるので、そもそも担当者ではなくエージェント自体が合っていない場合があります。
一度担当者を変えてみて、あまり変化を感じられない場合は、エージェントの変更を検討しましょう。
担当者を変更する前に試みたい対策3つ
担当者と合わないと感じても、必死でやってくれているなら、互いが歩み寄ることで改善することもあります。
担当を変更するよりも上手くいく可能性が高くなるので、担当者を変更する前の最後の対策を3つご紹介します。
求人内容が合わないときの対策
求人内容が合わなかったなら、担当者を変更する前に以下のことを確認しましょう。
・要望がきちんと伝わっていない可能性がある
・希望条件をしっかりと紙に書き出して伝え、紙ごと渡す
求人内容が合わない理由は、そもそもマッチする求人がないか、要望が伝わっていない、聞いた要望を一部忘れてしまっている、などが考えられます。
伝え直すことで、希望に近い求人が見つかるかもしれません。
コミュニケーションが上手くいかないときの対策
コミュニケーションが上手くいかない理由のひとつに、”認識の違い”があります。
あなたの中で常識となっているものが、相手の中では常識ではないことは多々あります。
そこで、担当者と合わない部分を洗い出し、補ってもらえないか伝えましょう。
たとえば、思ったことはすべて言ってほしい。や、進行具合を細かく報告してほしい。という感じで伝えることです。
もしかしたら相手の中では、細かい報告は常識ではないために行っていなかった可能性もあるので、それ以後、細かく連絡をしてくれるようになれば、助かりますよね。
スムーズに連絡がとれないときの対策
なかなか担当者に連絡が取れず、イライラして担当者を変えようとする前に、相手と取り決めをすることも、転職を成功させる秘訣です。
そのためには、「あらかじめ連絡の取りやすい時間帯を確認する」「連絡しやすい曜日や手段も確認する」といった取り決めをすれば、連絡も取りやすくなり、進行状況も確認できるでしょう。
不満があるときは、改善するための案を提案するのがオススメです。
エージェントの担当者を変更する2つの方法
それでも担当者を変更したいと思い、どのように連絡したらわからない場合は、以下の2つの方法を参考にしてください。
電話で伝える
エージェントに電話して直接伝えると、とてもスムーズです。
担当者にどんなことを求めているのかを、しっかりと伝えましょう。
ここで漏れがあると、希望に沿った担当者が付かず、二の足を踏むことになります。
Webサイトで申請する
エージェントのホームページにアクセスし、問い合わせフォームや申請ページから文章を送ります。
事前に文を作成できるので、より正確に希望を伝えられることがメリットです。
24時間いつでも送れますが、なるべく営業時間内に送ると早めに読んでもらえます。
エージェントの担当者を変更したら心がけること3つ
担当者を変更してもらえたら、前回と同じようにならないためにも、自分からも歩み寄ることが大事になってきます。ここでは、担当者が変わったら心がけたいことを3つご紹介します。
1:引き継ぎ状況を確認する
自分の情報が正しく引き継がれているか確認しましょう。
引き継ぎが上手くいっていないと、双方にズレが生じて希望どおりの求人を見つけてもらえません。
もう一度はじめから、条件をすべて伝え、必要であれば、追加や削除をすることで安心できます。
2:新しい担当者と信頼関係を築く
新しい担当者とは、これまで以上にコミュニケーションを取り、なるべく早く信頼関係を構築しましょう。
転職の成功は担当者との関係性も重要です。
互いがやりやすい環境がつくれれば、転職活動も上手くいく可能性が高まります。
担当者の仕事の悩みなどにも触れ、相手が仕事をしやすくできるように合わせてあげられるところは合わせましょう。
3:連絡は早めに返す
連絡は早めに返すように意識をしましょう。
素早いレスポンスは信頼関係を育むと同時に、転職の進行を早めます。
担当者からの連絡はすぐに気付けるように工夫して、自分も一生懸命向き合っていることをアピールしてください。
姿勢が伝われば、より担当者も頑張ってくれるようになります。
まとめ
本記事では、フリーランスのシステムエンジニアがエージェントを変えたい時はどのようなときか。
実際に担当者やエージェントを変えるときに心がけることについて解説しました。
おさらいすると、変更すべきエージェント担当者の特徴は以下の6つです。
- ビジネスマナーの不足
- 対応の遅さ
- ヒアリングをしない
- 業界への知識が少ない
- 求人内容が希望とマッチしていない
- 相性が合わない
すぐに変更するのではなく、自分の要望を再度伝えたうえで、それでも変わらない場合には変更するようにするのがオススメです。

